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検査について |
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糖尿病の精密検査 |
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75g経口ブドウ糖負荷試験
(75ぐらむけいこうぶどうとうふかしけん)
糖尿病の疑いがある場合におこなう精密検査です。空腹時にブドウ糖が入った飲み物を飲んで、その後の血糖値の変動と尿糖の反応を調べます。検査には2時間かかります。 |
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検査のための準備:
【前日】 |
夕食をとった後、夜9時以降はカロリーのあるものを食べたり飲んだりしてはいけません。カロリーのないお茶や水は飲んでも構いません。 |
【当日】 |
朝食は食べず、できるだけ早い時間(午前9時頃まで)に検査を始めます。 |
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血液の検査 |
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血糖値(けっとうち)
血液中の血糖の濃度を測定します。血糖のことをグルコースともいいます。
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HbA1c(へもぐろびんえーわんしー)
過去1〜2ヶ月の血糖の状態を示します。血糖値がその時の瞬間値であるのに対し、HbA1cでは過去1〜2ヶ月の血糖の平均を知ることができます。この値は低いほど動脈硬化の進行が抑制されるといわれています。
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IRI(あいあーるあい)
血液中のインスリンの量を測定します。
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C-ペプチド(しーぺぷちど)
インスリンの分泌量を反映するタンパク質です。インスリン注射で治療をしている場合には、この検査で膵臓からのインスリン分泌を調べることができます。 |
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尿の検査 |
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尿糖(にょうとう)
尿中の糖の濃度を調べます。通常、糖は尿に排泄されませんが、高い血糖(160-170mg/dl以上)で尿糖が陽性になります。ただし尿糖の排泄には個人差があるので注意が必要です。 |
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尿アルブミン
尿から排泄される2種類の蛋白のうちのひとつです。腎臓の働きをみる精密検査です。動脈硬化の指標にもなります。 |
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24時間蓄尿(24じかんちくにょう)
自宅で1日分の尿をボトルに貯めて、その尿の成分を調べます。腎機能はもちろん、その日に摂取した食事の蛋白質や塩分の量を計算できます。 |
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動脈硬化の検査 |
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動脈硬化とは、血管が硬くなったり、血管の壁が厚くなり血管の内側が狭くなる状態です。年齢とともに徐々に動脈硬化は進行しますが、高血圧や脂質の異常、喫煙、糖尿病、肥満などの因子が、より動脈硬化をおこりやすくします。動脈硬化の進行を放置すると、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などにつながる可能性があります。
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PWV(ピーダブルブイ:脈波伝播速度(みゃくはでんぱそくど)
ベッドに横になり、両腕と両足首に血圧計を巻きます。その状態で腕から足首までの脈の伝わる速度をはかります。この値が大きいほど血管の壁が硬くなっていることを表します。 |
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ABI(エービーアイ:足関節/上腕血圧比)
PWVと同時におこなう検査で、腕の血圧と足首の血圧の比をみます。この値が低い場合、足の血管のつまり(下肢閉塞性動脈硬化症)が疑われます。これは、動脈硬化により、足の血管の狭窄がすすんでいることを表します。腕と足親指の血圧比をみるTBI(てぃーびーあい)もあります。 |
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IMT(アイエムティー:内膜中膜複合体(ないまくちゅうまくふくごうたい)
頚動脈エコー検査で、頚動脈の血管の壁の厚みを計測します。この厚みのことをIMTといい、動脈硬化の度合いを知る目安になります。 |
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眼の検査 |
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・ 視力検査
・ 眼底検査
・ 蛍光眼底造影
いずれも眼科で実施する検査です。当院では簡単な眼底検査のみ行い、異常が見つかれば眼科へ行って検査してもらいます。
糖尿病では、糖尿病性網膜症をはじめ、眼の合併症の定期検査が必要です。検査で、散瞳薬(瞳孔をひらく目薬)を使用する場合、眼のまぶしい状態が2時間以上続きますので、運転は控えましょう。 |
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神経の検査 |
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振動覚
深部神経に対する振動の伝わりかたを調べます。 |
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CVR-R(しーぶいあーるあーる)
心電図をとりながら、心拍の間隔を測ります。自律神経の検査です。 |
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その他、心電図(24時間心電図、ホルター心電図、負荷心電図)、胸部レントゲン撮影、腹部エコー検査など病状に応じて検査を実施します。
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